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ドラム缶窯の設置 その2

前回の記事で落とした事項をまず書きます。

ドラム缶窯を設置する際、T字煙突の直下に竹酢液溜用の穴を掘ります。
大きさは大体直径15cm、深さ20cm位の穴です。ここに煙突の垂直部分から出る竹酢液を
逃がします。土を掛けるとこの穴が埋まってしまうので、下の写真のような筒を作ってT字煙突の下の部分に当ててこの筒を埋めます。
この大きさの筒で、炭焼き30から40回で竹酢液のタールが一杯になります。
ドラム缶窯の寿命もそのくらいなので、窯を交換すら際、この筒も交換します。
ドラム缶窯の設置 その2_e0048365_8221026.jpg
















次にいよいよ窯の入り口部分を作ります。
ドラム缶窯の設置 その2_e0048365_8235252.jpg















窯の入り口を作るのに軽量ブロックが合計10個使います。

まず入り口の壁を作ります。2段に重ねたブロックを4個使って左右に置き壁をつくります。この壁はこの毎回の炭焼きでも崩しません。このブロックは倒れないように、鉄棒などで補強しておきます。ブロックの穴には土を詰めておきます。
ブロックはやや斜めに配置されております。缶側は缶の外周より広く、外側は左右のブロックの
間隔が50cmにします。50cmあれば炭を出す際、容易に出せます。

あと5個のブロックで口炊き口を作ります。窯に炭材を詰め蓋をして、口炊きの石油缶を保護する意味で、石油缶を覆う形でグロックを置きます。
あとでこの部分を土で覆う際、その重みをブロックが受け止め缶に力が掛からないようにします。
何回か炭焼きをやると、熱で缶の蓋が歪んできます。蓋と本体のはめ合わせは数回の炭焼きで合わなくなります。
合わなくなった蓋をこのブロックで押し付けるように置きます。合わない蓋の上側は粘土で塞ぎます。
ここのブロックも穴は全て土を入れて塞ぎます。

今日はここまでにします。
by hatake-sumiyaki | 2008-01-19 08:47 | ドラム缶窯の製作


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