前回の記事で落とした事項をまず書きます。
ドラム缶窯を設置する際、T字煙突の直下に竹酢液溜用の穴を掘ります。 大きさは大体直径15cm、深さ20cm位の穴です。ここに煙突の垂直部分から出る竹酢液を 逃がします。土を掛けるとこの穴が埋まってしまうので、下の写真のような筒を作ってT字煙突の下の部分に当ててこの筒を埋めます。 この大きさの筒で、炭焼き30から40回で竹酢液のタールが一杯になります。 ドラム缶窯の寿命もそのくらいなので、窯を交換すら際、この筒も交換します。 次にいよいよ窯の入り口部分を作ります。 窯の入り口を作るのに軽量ブロックが合計10個使います。 まず入り口の壁を作ります。2段に重ねたブロックを4個使って左右に置き壁をつくります。この壁はこの毎回の炭焼きでも崩しません。このブロックは倒れないように、鉄棒などで補強しておきます。ブロックの穴には土を詰めておきます。 ブロックはやや斜めに配置されております。缶側は缶の外周より広く、外側は左右のブロックの 間隔が50cmにします。50cmあれば炭を出す際、容易に出せます。 あと5個のブロックで口炊き口を作ります。窯に炭材を詰め蓋をして、口炊きの石油缶を保護する意味で、石油缶を覆う形でグロックを置きます。 あとでこの部分を土で覆う際、その重みをブロックが受け止め缶に力が掛からないようにします。 何回か炭焼きをやると、熱で缶の蓋が歪んできます。蓋と本体のはめ合わせは数回の炭焼きで合わなくなります。 合わなくなった蓋をこのブロックで押し付けるように置きます。合わない蓋の上側は粘土で塞ぎます。 ここのブロックも穴は全て土を入れて塞ぎます。 今日はここまでにします。
by hatake-sumiyaki
| 2008-01-19 08:47
| ドラム缶窯の製作
|
カテゴリ
以前の記事
2016年 11月 2016年 05月 2014年 12月 2014年 05月 2010年 11月 2010年 08月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 03月 2010年 01月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 04月 2009年 01月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||