前回窯に炭材を詰める作業を説明しましたが、実際に炭焼きの前の準備がまだあります。
○まず炭焼きの必需品として温度計です。 昔からの炭焼きでは、炭焼きの進行過程を、煙の色、量、臭い、勢いで判断する為、経験を 必要としましたが、煙突出口の温度を計ることで、これらがかなり楽に判断でき ます。 温度計は100℃計で充分ですが、出来れば200℃計を入手するとあとあとの判断に有用 です。200℃計はホームセンターで300円程度で購入できます。 勿論最終段階までの温度管理が出来れば、最高ですが、それには少なくとも600℃計、 或いはもっと高い温度計になります。これになると相当高価になり費用対効果の面で、必要 ないとおもいます。 ○次に竹酢液採取の用意です。 前々回竹酢液の煙突の写真を載せました。これは長ければ長いほど採取量は増えます。 最終的には長さ9~10mの煙突で竹酢液を14~15リットルを狙うとしても、当初は5m位 から初めたほうが良いかもしれません。 根元の切り込みも以前図で説明しました。 下の写真で竹酢液用煙突の切り込みから竹酢液が、樋の流れ落ちている様子がかすかに 分かります。液を樋で受けて容器に入れます。 ここで一つのヒントとしてこの樋に、ここでは藁を入れます。この藁の意味は竹酢液に含まれ る粘性のあるタールがある程度取り除けます。 炭焼きが始まると煙でこれらのセッテング作業は出来ません。口炊きの前にこの作業は終わらせて置きます。
by hatake-sumiyaki
| 2008-01-31 23:30
| 竹炭焼き
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